やばい寒気がする…
ごっくんと飲み込むとのどが痛い…
でも、明日はぜったい休めないよ~~!
というとき、どうしてますか?
医療従事者のはしくれとして
普段から風邪の予防にはすんごく気を遣ってるほうなんですけど、
それでも冒頭のように「やられた…!」となることは時々あります。
でも、そこでなんとか持ちこたえて、回復✨
というのがだいたいのパターンで、
社会人になってからは風邪で寝込んだり、仕事を休んだことはまだないんですよ。
今回はわたしがいつもやっている、おすすめの風邪の治し方を書いてみます。
風邪薬を飲めばいいのでは?
風邪を早く治すなら、病院にかかって薬をもらえばいいでしょと思っている人、多いですよね。
残念!!それは間違いです。
風邪を治す薬は、今のところ存在していません。
できたらノーベル賞って言われてますね。
じゃあ何の薬が出てるかというと、つらい症状をラクにするもの。
咳が出てたら咳止め、喉が痛いなら炎症止め、熱があれば解熱剤…という感じです。
でも咳や炎症や発熱は、自分の体がウイルスと戦っている結果そうなっているわけで、
それをむやみに止めたら、風邪自体は長引いちゃうんですよ。
生活に支障を来すほど症状がつらい、くらいになってしまったら薬の意味はあります。
風邪を素早く治す方法
治すポイントは、
「免疫力を高めること」に尽きます。
体をあたためる
まずは体温を上げたいので、とにかくあたためます。
体温が1℃上がるだけで免疫力は数倍に高まるんですって。
お風呂に入って、あたたかい飲み物を飲んで、
カイロを背中(肩甲骨の間がおすすめ)に貼ります。
ヤケドしないよう肌から離してね。
あと、あれば首肩用のホットパットで首まわりをあたためて。
じんわり気持ちよくてわたしは普段から愛用しているんですが、おすすめです。
風邪のひき始めといえば葛根湯が有名ですよね。
これも、体をあたためて汗を出させるっていう漢方薬です。
でも漢方薬って体力や体質で合う・合わないがあるので、
一概に「風邪をひいたら葛根湯」というのは、わたしは違うと思ってます。
ちなみにわたしはまったくダメ。合う人はいいなー。
水分とビタミンCを摂る
あたためたら汗をかくので、しっかり水分補給を。
うちはポカリの粉を常備してあるので、毎回1リットル作ってひと晩で飲みきってます。
あとはビタミンCをなるべく大量に摂取。
ビタミンCは余ったらおしっこに出るだけなので、摂りすぎてダメなことはないです。
わたしは3000mg以上は摂りますね。
大量に飲むにはサプリメントがいちばんです。
いっぱい寝る
見たい番組は録画して、YouTubeも消して。
明日できることは明日にして、できるだけいっぱい寝ましょう。
寝てる間に体の免疫に風邪ウイルスをやっつけといてもらうイメージ。
汗をかいて起きてしまったら、素早く着替えるのが大切です。
汗で逆に体を冷やしてしまったらダメですからね。
加湿器があるおうちはつけて寝てくださいね。
うちは加湿器がないので、マスクをして寝ています。
のどの乾燥はウイルスを元気にしちゃいますので。
まとめ
こんな感じで、とにかく「免疫力を高める」ことを手当たりしだいやるようにしています。
体をあたため、汗かいて、水分とビタミンCいっぱいとって、寝まくる。
ここでウイルスに負けて体の奥に入られてしまったら、詰みです。
1~2週間はつらい症状に耐えるしかないので、ここで治さなきゃ!!といつも必死です。
でも本当は、風邪ひいたときくらいゆっくり休ませてほしいですよね~!
ま、社会人だとなかなかそうも言ってられない方が多いと思うので、
「あ、風邪かも」というときはなるべく早めに対処して、こじらせないようにしていきましょう 😉