マンション購入

6月は固定資産税の憂鬱。税金がお得になるマンション購入術まとめ

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家持ちになってからというもの、6月が憂鬱。

毎年この月に固定資産税・都市計画税の納税通知書がポストに届くからです。

 

これからマイホームを購入したいなーと考えている方は、こういう税金のことも頭の隅に入れておくと家を選ぶ基準がひとつできていいかもしれません。

条件が多少違うだけで、いろんな控除や還付を受けられたり受けられなかったりするからね。

ちなみに、わたしはなんの控除も還付も一切受けられないマンションを購入してます。

いろいろ検討した上での結果なので納得はしてるんですが、でもやっぱり住宅ローン控除の還付金で固定資産税がまかなえるなんて話を聞くと、うらやましさでのた打ち回りそう。笑

マンション購入の場合、どういう条件でお得に控除や還付が受けられるかをまとめてみました。

税金なんてカタい話は苦手?わたしもわたしも!
だからなるべくわかりやすく書いてみますね。

控除・還付が受けられる条件

新築はもちろん、中古マンションでも控除・還付を受けられる人はいます。
これは知らなきゃ絶対にソン!

中古マンションだけに当てはまる条件には黄色マーカーを引いてあります。

 

住宅借入金等特別控除(住宅ローン控除)

住宅ローンを借りてマイホームを購入したときに受けられる控除のこと。

現時点で適応されているのは、2014年(平成26年)4月1日~2019年(平成31年)6月30日に居住した場合、年末のローン残高の1%が10年間にわたって控除される、というものです。

これを受けられる条件はこちら。

・住宅の床面積(登記簿面積)が50平米以上

・築25年以内、木造などは築20年以内

・一定の耐震基準をみたすことが建築士等によって証明された住宅

・購入後に耐震改修工事を行い、建築士等によって一定の耐震基準に適合すると証明された住宅

・住宅ローンの返済期間が10年以上であること

・控除を受ける年の合計所得金額が3000万円以下であること

・住宅を取得後、6カ月以内に入居し、控除を受ける年の12月31日まで引き続き住んでいること

・居住の年の前後各2年間(合計5年間)に、3000万円特別控除や特定居住用財産の買換え特例などの適用を受けていないこと

これらの条件をすべて満たすと、年末ローン残高(上限4000万円)×1%」で控除額が計算されて、消費税8%では最大40万円(10%では最大50万円)までが所得税額から控除されます。
所得税から全額を控除しきれなかった場合は、住民税から一部控除されます。

はぁ。いいな・・・10年間ももらえるのかぁ。

 

すまい給付金

消費税率アップによる購入者の負担を減らすために新設された「すまい給付金」というのもあります。
さっきの住宅ローン減税との併用もOK!

一定以下の収入の人が住宅ローンを借りて、消費税が8%の家を買う場合、最高30万円の現金がもらえます(さらに、消費税が10%になる場合、給付金の額は最高50万円に引き上げられる予定)。

ひとり暮らしの場合の目安は、こんな感じ。

年収 消費税8% 消費税10%
400万 20万円 40万円
500万 なし 30万円
600万 なし 20万円
700万 なし 10万円

※すまい給付金は都道府県民税の「所得割額」によって決められるので、年収が同じでも所得が違うことがあり、この金額が受け取れないこともあります。

すまい給付金を受け取る条件はこちら。

・住宅を取得し、登記上の持分を保有するとともにその住宅に自分で居住すること

・住宅ローンの返済期間が5年以上
住宅ローンを利用しない場合は、年齢が50歳以上など一定の条件を満たすこと

・消費税率が8%(10%)の住宅を購入すること

・登記簿上の床面積が50平米以上であること

・一定の条件を満たす住宅であること(例:住宅瑕疵担保責任保険に加入する住宅など)

中古住宅については、売主が宅地建物取引業者であること(中古再販住宅)
※売主が個人ではダメってことです。

こちらでも50平米以上・・・なぜなのか(地団太)

 
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新築住宅減税

こちらは新築のみの特例です。

平成32年3月31日までの間に新築された場合には、120平米分まで新築から5年間建物にかかる固定資産税・都市計画税が1/2に減額されます。

長期優良住宅の場合は、新築後7年間減額です。

こちらの対象になるのは、新築ということ以外に床面積が

・50平米以上、280平米以下

という要件があります。

 

その他

登録免許税(登記を行うときにかかる税金):50平米以上だと税率減税

不動産取得税:50平米以上240平米以下だと税率軽減

贈与税(親などからの住宅購入費の贈与に対してかかる税):50平米以上だと一定額が非課税

 

など・・・税金をお得にするためには、とにかく50平米以上あることは必須ってことですね。

 

最後に

今回ご紹介した控除、還付を受けるためにはそれぞれ違う手続きが必要です。
税金は取られるのは自動だけど、もらうにはしっかり申請しないと知らんぷりだからね。

わが家の場合は、床面積が50平米に足りないので、どの控除も還付も対象外
「50平米以上だと購入価格自体が高くなりますから」って担当さんに慰められたっけ。。

立地と価格のバランスを考えて、控除がなくても買いだ!と思って購入を決めました。

ひとりかふたり暮らし、しかも都会の場合は50平米前後の物件を検討することが多いと思うんですよ。
こういう控除や還付があるよ!ということを知っていると、よりお得な物件を選べるかも。

さて、、固定資産税。
今年分、腹をくくって支払ってきますよー。

 
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